NIRIを使用したむし歯の検査が可能です
当院が導入している口腔内3Dスキャナー(iTero element 5D plus)には、NIRIという機能があります。
NIRIは、従来のレントゲン撮影と異なり、放射線を使わずに歯を透視する技術です。健全なエナメル質(歯の一番外側の硬い層)は、近赤外線を透過し、黒く見えますが、むし歯がある部分では、近赤外線の透過を阻害して白く写るため、肉眼で見てもわからないような歯と歯の間のむし歯を発見することができます。
NIRIによるむし歯チェックは、妊娠中などでレントゲン撮影を控えたいと思われる方にも安心して受けていただける検査です。
痛みに配慮した治療を行います
治療での痛みが苦手な方は大勢いらっしゃいます。だからといって、治療を行わず、そのまま放置しておくわけにもいきません。
当院では、痛みが苦手な患者様でも、安心して治療を受けていただけるよう、表面麻酔や電動麻酔を使用し、できるだけ痛みを抑えた治療を提供しています。
表面麻酔
麻酔をする時のチクッとする痛みは嫌なものです。
このチクッとする痛みをなくすため、はじめに塗る麻酔薬(表面麻酔)を使用して粘膜の感覚を鈍らせます。
電動麻酔
電動麻酔器でゆっくりと一定の速度で麻酔薬を注入していくことで痛みを軽減させます。痛みを感じにくいところから麻酔をはじめ、数回に分けて行います。
細い針を使用
当院では、麻酔針を刺す際の針の細さもできる限り細いものを使用しています。
通常、点滴などに使用される針は26~27Gの針が使用されますが、当院では、35Gの針を使用しています。
歯科用注射針
当院で使用している注射針は非常に細く、2020年よりさらに細くなった麻酔針を使用しています。
細い針になればなるほど痛みは軽減され、さらに痛点が少ない場所や注入時の工夫により、その痛みは大幅に軽減することができるようになりました。
治療や麻酔の痛みが苦手な方はまずは当院へご相談ください。
当院の注射針
点滴用の注射針
できるだけ健康な歯を残す治療
歯は一度削ってしまったら二度と元通りにはなりません。
「むし歯になったら歯を削る」を繰り返していると、いずれ歯が無くなってしまいます。
当院では、万が一、削る必要がある場合でも、なるべく削らず、歯を抜かないことをコンセプトにした治療「MI治療(Minimal Intervention)」を心がけています。