当院のマタニティ診療
ママと赤ちゃんの歯科手帳
をご利用ください
当院オリジナルの歯科手帳をお渡ししています。
母子手帳と同様に、情報・経過を記録し、万が一、検診等で治療が必要と診断を受けたら、この「ママと赤ちゃんの歯科手帳」をお見せください。
また当院では、産婦人科とも連携を取りながら、患者様と生まれてくる赤ちゃんの健康を守ります。
3Dスキャナーを使用して、
むし歯の検査を行います
当院が導入している口腔内3Dスキャナー(iTero element 5D plus)には、NIRIという機能があり、従来のレントゲン撮影と違って放射線を使わずに歯を透視します。
大きなむし歯の場合は、レントゲン撮影をおすすめすることが多いですが、小さなむし歯は口腔内3Dスキャナーを使用してむし歯の検査を行いますのでご安心ください。
当院の歯科衛生士は、乳児、幼児を育てているスタッフも多く、様々な悩みにお答えできると思います。
心配事などお気軽にご相談ください
妊娠中の適切なケアが
お子様のためになります
現在では、お母様のお口の環境が、産まれてくるお子様に影響することが知られています。妊娠中に適切なお口のケアやフッ素、キシリトールを使用することで、むし歯の原因菌(ミュータンス菌)を減らすことが大切です。生まれたてのお子様にむし歯菌は存在していませんが、周りの大人の方のスキンシップによって、1歳7ヶ月~2歳4ヶ月の間をピークに感染すると考えられています。
お子様の口腔内の環境を守るためにも、ぜひ検診へお越しください。
マイナス
1歳からの
むし歯予防
診療について
妊娠中は様々なリスクがあります
妊娠中はつわりなどによって、しっかりと口腔内をケアすることが難しく、トラブルが起きやすい時期です。
歯肉が腫れたり、出血があったりなど、歯肉炎・歯周炎が起こりやすくなり、また歯周病の妊婦さんは、そうでない妊婦さんと比較して早産や、低体重児で生まれる可能性が7倍高いという報告もあります。
原則、治療は安定期の妊娠16週~28週に行うことをおすすめしています(緊急の場合はこの限りではありません)。
仰向けの治療が苦しい場合、歯科医師が立って治療を行うなど、妊婦さんがリラックスして治療を受けられるように心がけています。
薬について
適切な使用時期・使用量・使用期間を判断し、妊娠中や授乳中でも安心して使用できる抗生物質や、鎮痛薬を選択して使用することが可能です。
レントゲンについて
被ばく線量はわずかで、防護エプロンも使用するため、影響はほとんどありません。
麻酔について
歯科治療で使用する麻酔薬(リドカイン)は、母体・胎児には影響がないとされています。